■リノベーションして広々と住まう家【店舗から居宅へのコンバージョンハウス】

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まずは撮りためた画像でムービーを作ってみました。たった1分でまとめたんでかなりスピーディーに目まぐるしく展開しますがよかったらご覧ください。

さて、ここ数年前からサンロクマルベースのお客さんの中でも、中古住宅をリノベーションして住もうという方が増殖しております。
そしてその皆さんが一番最初にぶつかる問題はなかなか条件に合う素材って見つからないということ。
中古物件を再生、もしくはリノベーションするにあたり、素材となる物件探しや選定が大事で、それが一番難しいことだと思います。

今回のオーナーさんも、サンロクマルベース周辺エリアである久枝小・みどり小で比較的少予算で探してくれとの依頼でしたが、限られたエリア内で理想の住まいを探すのは難しかったんです。

オーナーさんも大きな家は無理だろうと小ぶりな物件を想定して、いかに広く使えるようにリノベーションするかをいろいろと研究されてたようです。
ところが・・・・みつかった素材は平成2年築、軽量鉄骨造の2階建、延床面積約48坪の店舗付き住宅で、2階部分の居住空間で決して広くはないけど十分事足りる物件だったわけです。

でも、せっかく1階に店舗部分があるんで、それを活かさない手は無いということで、「じゃあ、1階の店舗部分を居宅にコンバージョン&リノベーションして広々と住まう家を作っちゃいましょう」という話になりました。

テーマは2013年後半に流行語にもなった「お・も・て・な・し」で決定!
ご家族がワイワイと過ごすことに加えて、子供さん達の友達、ママ友、ご主人の友人、ご親戚等が集って笑い声が絶えない住まいをテーマとしました。

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実は2階も若干手を加えたんですが、割愛させてもらいます。

まず大事なのは、なぜそんな大きい建物が予算内で手に入れられたか。
これに関しては、「立地条件」と「店舗付き住宅」という2点が挙げられます。
「立地条件」に関してはJR予讃線沿いということで一般的に電車の音が嫌われるため比較的安い価格設定であったこと。
そして「店舗付き住宅」は通常住宅ローンは全額はおろか、リノベーション工事費用をコミコミで借りることは不可能で、一般のお客さんが手を出しにくいこともあり、やはり価格設定が低かったわけです。

その大きな2点があったんですが、音は慣れるというオーナーさんの割切りでクリア。
リノベーション工事費用込の店舗付き住宅での住宅ローンを承認を金融機関からとりつけるというワザでクリア。ま、そこんとこはサンロクマルベースマジックかも(笑)

というわけで、「店舗付き住宅をコンバージョン&リノベーションして広々と住まう家プロジェクト」がスタートしました。
(wrote on March 10, 2014)
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元はこのようなくたびれた状態で、おせじにも綺麗という建物ではありませんでした。
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ただ魅力なのは、広さは1階だけでも約80uで2LDK〜3LDKの分譲マンション並の広さ。2階の居住空間+広々としたおもてなし空間を作るにはもってこいのスペースです。

下の画像はプランニング初期のものですが、やはり一番のポイントは玄関に入り、引違扉を開けると目の前に広がる普通車1台分ほどある4m半のカウンター。
ダイニングテーブル兼用としたそれは、ママ友が集まっても十分すぎる広さ。また普段は子供たちの宿題スペースとしても利用出来ます。
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ママたちがアフタヌーンティー等でくつろぎ、談笑してる後方のスキップフロアで子供たちの笑い声。
夜は居酒屋の小上がりとしてお父さんの同僚や友人もゆったり過ごせます。
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そして、右側の部屋はお泊まりも可能なスペース。親戚や家族ぐるみのお客さんが泊まりに来ても悠々とくつろいでもらえるスペースです。その際のトイレやシャワーへの動線も配慮した配置となってます。

・・・動線といえば、大事な家事動線はキッチンを中心に洗濯スペース・洗面所を左右に置き、「水周り一直線」スタイルとなってます。
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これらを絵に描いた餅で終わらせないように施工業者さんとの入念な打合せを行い、実際の工事をスタートしました。
(wrote on March 11, 2014)
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リノベーション工事をするにあたり大事なことは、見た目だけじゃなくて傷んでる部分を修復することと、傷みそうな部分の予防策を講じておくこと。
それらは、解体してみないと解らない部分が多く、それらに備えて予算には余裕を持たせておくことが大事です。
今回は解体してみると白蟻の被害が発覚。
構造自体は軽量鉄骨なんですが、基礎の土台部分の木材が被害に遭い役割を果たしてない状態でしたので、構造体をジャッキアップし、土台となる木材を新たに入れてやる工事が発生しました。
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もちろん、この後防蟻処理を入念にしたことは言うまでもありません。

そして、外周の壁の内部の入っていた断熱材があまりにも薄いものでしたので厚みのあるものに入れ替えることにしました。壁の厚みを深くするんで若干部屋内部の面積は減少しますが、なんせ広い空間なんで少々構わないだろうということと、その効果を考えると迷う必要は全くありません。
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そして断熱効果以外に副次効果として壁が厚くなった分、窓が深くくぼんで高級感が出ることや遮音効果も併せて期待できます。

(wrote on March 14, 2014)
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さて、今回やはり一番のこだわりは巨大なキッチンカウンター。向って左の方は家族のダイニングテーブルを兼ねてます。
今回、2階からキッチンを移設しましたが、発色のいいグリーンであったため周辺との調和を考慮し、ダイニング上部の照明器具をキッチンと近似色としてバランスをとってます。
前述の通り約4500oの幅で、「結局喫茶店でもやるんじゃないのか?」と誤解されそうなぐらい。
この迫力ある大きさに対して、木のぬくもりとガラスブロックと白くて目地の小さなタイルを加えることにより
繊細さもミックスしたデザインとしました。
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キッチン側から見たらこんな感じです。高さはキッチンの高さとほぼ同じに揃えました。ガラスブロックによって手元の圧迫感が緩和されてるのがわかると思います。カウンター下部の棚は、画像の手前の方はダストボックス用に空けて約半分の幅で2段を装備。ちょうどコンロと対面する位置となるため、調味料などを置いておいてもいいんじゃないかと思います。
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そして結構存在感が出たカウンター横のタワー型収納はリビングからは日用品の収納や飾り棚にも利用出来、その裏側は電子レンジや食品庫等キッチン回りのものを収納できるスペースとなってます。
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リビング入口の白いドアを開けたら最初に目に飛び込んでくるこのカウンターは単に食事用だけじゃなく、来訪者とのくつろぎの場所として、子供さんとのコミュニケーションの場所として等、あらゆるシーンでご活用していただきたいと思います。

(wrote on March 15, 2014)
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キッチン以外のスペースについても「お・も・て・な・し」をテーマとし、こんな感じにこだわりを取り入れました。
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@トイレスペースをL字にしたのは、リビングから直接ドア1枚を開けてアクセスするため、入ってすぐに便器だとちょっと落ち着かないんじゃないかということと、遮音効果も狙った結果です。
A来訪者の宿泊用としても活用出来るように個室を装備。奥の一段下がった部屋の床の模様はちょっと遊んでみました。またこの部屋には小料理屋時代の木製の間仕切りをリサイクルしました。
B同じく来訪者用も気兼ねなく利用できるシャワールーム。また夏場にササッと汗を流すのにも便利です。ちなみに家族専用のお風呂は2階にあります。

(wrote on March 16, 2014)
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外観については冒頭の画像でもお分かりいただけるように、大変身!
外壁の色はもちろん、玄関周りを集中的にリノベーションしました。
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やはり、当初の建物の印象とはガラリと変わり、「元・小料理屋」の気配を消すことに成功!

(wrote on April 4, 2014)
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2014.4.5テレビ番組「まっすんの陽あたり良好」で紹介されました。


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